トイペ芯がブームワッカー的になることは分かっていましたが、
これはアンクルン的にもなるんじゃないだろうか?というのが今回の制作の狙いでした。


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芯をテープで巻いて
穴を空けて竹ひごを通しただけの試作品ですが、これが結構いい音してるんです。

よしこれをありったけやってみよう!ということで走り始めましたが。。。

実は、テープで巻くだけだと長くなってきたときの強度がだいぶ怪しくなります。
そこで今回はボンドを塗ってテープを巻くということにしたんですが、
なんとボンドを塗ったやつらはアンクルン式だと一気に音量が落ちてしまいます!!
(ブームワッカー方式ならそんなに落ちないんですが。。。)

ということは
アンクルン式をやりたいならボンドは使えず、強度的に使える音域が大分限られてしまうということです。
これでは面白くない。。。
ということで、一気に当初の狙いを変えて
「一人で演奏でき しかも早いパッセージにも対応できるブームワッカー」を作ることにしました。

ブームワッカーという楽器は特性上、最低5名程度は人手が必要で、早いパッセージが難しく、同じ音を連打する場合は同じ音を二本用意する必要があります。
これらの弱点を全てクリアしてやろうというのが狙いです。

狙いが大きく変わったためあらゆる部分の設計変更を余儀なくされましたが、
なんとかまた走り出せそうです。

見切り発車で動き出すからいつもこういうことになるんだな。。。
でもやんないと分かんないからな。。。

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調律はチューナーがあまり効かないため、クマくんにお願いしました!


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さていよいよ問題の台作りです。

つづく。。。