パート①はこちら


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工作的に一番難しそうなD(紙送りローラー)を試作してみます。

ローラーの何が難しいかというと…
①厚みのある紙が挿入できるように、軸自体が上下に数mm動かせないといけない
②紙が滑らないように、「少し押し付ける」圧力を加えながら軸を回転させなきゃいけない
③そもそも、ちょうど欲しいサイズのゴムローラーが手に入らない
というところです。

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最初の企画段階では「紙送り」ではなく「巻取り式」をイメージしていたため、以下のような感じでした。

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でも、いろいろ考えるうちにやはり「紙送り式でいかねば!」となったので、まずはローラー作りからです。


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長ネジ8mmを軸にすることにして、飴ゴム内径8mmを買ってみました。
ところが、飴ゴムに結構遊びがある上、太い飴ゴムは滑りやすい質感なので使えず…

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煮たら使えないかな?とも思いましたがダメでした。

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そこで、色々探してこちらに行き着きました。

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クッションゴムの穴を無理やり広げて通してみました。

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いつか自分が見返すとき用に商品詳細も。。。

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こんな感じでいってみよう。


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分かりづらいですが、軸受が上下に動き、かつ輪ゴムでテンションがかかるようになっております。

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ベアリングなんて仕込んでみました。フランジ付きが便利ですね。


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手回しできるようにして。。。


送れた!
輪ゴムを増やしてテンションを強くすれば空回りも減るはず。

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以下、僕の汚いメモ帳です。捨てるために写真で残しておきます。


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最初は輪ゴムでなくてスプリング式を考えていました。

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「受けの方もローラーがいるのか?」→試してみて、いや、無しでいけるでしょう。

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うまくいきました。


つづく。。。